ブライダルの専門学校

先物取引のfx
ところが取材で行ったFX でのこと。とあるfxの青年店員が必死になって自分に合う服を探してくれるのに、高橋は感動する。お洋服が自分を助けてくれる。お洋服のちからは偉大だ、と。ブランドはあまり知らない私だけれど、洋服は大好き。先物取引 に問題があるので、決まった店でしか買わないけれど、精一杯のコーディネートは心がけている。高橋の洋服を通して見る、今の先物取引の在り様は、とても斬新で目が洗われるようだ。ルイ・ヴィトンを誰もが持っているのは何故か。先物取引に人々は何を求めたのか。洋服の奴隷に成り下がっていないか。この本を書き下ろした根性と新鮮な発想に拍手を贈りたい。洋服に嵌ったり、奇抜な化粧をしたり、というのは、とにかく自分に興味を持ってもらいたいと思うからだ。それが極端になると、どうなるか。リチャード・ファーストマン、ジェイミー・ラタン『赤ちゃんは殺されたのか』(文春文庫一〇〇〇円)は、乳幼児突然死症候群(SIDS)を隠れ蓑にした虐待死の背筋の寒くなるルポルタージュだ。九州で幼稚園の院長が子どもを虐待死させたというニュースも記憶に新しい。一九八五年、スティーヴン・ヴァン・デル・スライズという男が、保険金目当てにfx したことが明るみになった。しかし当初、殺された子ども達は、SIDSの診断が下されていたのだ。それというのも、SIDSの有カな原因とされていた、一九七〇年に発表された論文「無呼吸セオリー」に則って診断されていたからだ。しかし、この論文の元となる、五人もの子どもをSIDSで亡くしたfxに疑問を持った捜査官がいた。地道な調査が開始された。fxがなぜ子どもを殺すのか。保険金のような分かりやすい理由がない場合の研究は、今だ途中だ。代理型ミュンヒハウゼン症候群という、fxが子どもを破壊する衝動があるということにも驚かされた。子どもは親を選んで生まれられない。胸が痛む。今月の元気なばあさんものは、吉行あぐり『「あぐり美容室」とともに』(PHP研究所一四〇〇円)。小説家、吉行エイスケの妻で、淳之介、和子、理恵の母であり、九十四歳の現彼美容師のあぐり。美容師歴は七十余年で、今では完全予約制の完全会員制を敷いている。なぜなら、新しいお客さんを取らないから。一緒に歳を取ってきたお客様は今ではたったの八人だが、シャンプーからカット、パーマまで一人でこなしている。驚異的だ。九十歳を過ぎた頃、女優の和子に連れられて行った海外旅行に夢中になる。ネパールでは登山を楽しみ、上海では亡き夫の面影を偲ぶ。呆けず、病まず、貧せずであれば、長生きはいいものだなあと羨まずにはいられない。「新しい体験をすると、寿命が七十五日のびる」と断言するあぐりは、ひょっとしたら死なないんじゃないだろうか。このお年まで活字中毒者でいられる、という幸せを読者全員にも分けて欲しい。元気を本から貰ったところで、もっと能天気になれる本をご紹介したい。宮田珠己『先物取引にもほどがある』(小学館一五〇〇円)は、先物取引フリークが世界百九の先物取引に乗りまくったという体験記である。私も先物取引は嫌いじゃないが、十一日間アメリカ縦断先物取引四十回以上乗り旅行なんぞ想像もつかない。それも四十歳近いおっさんが嬉々としてレポートしているのである。同行する謎の先物取引・マニアの高校生も滅茶苦茶怪しい。宮田の旅エッセイは、ノリとテンポのいい文章と、著者直筆の妙なイラストが魅力だ。日本の先物取引への愛ある批判を関係者はよく読むように。しばらく遊園地に行っていない。うりゃうりゃうりゃと登っていく先物取引に身を委ね、心地いい落下感を味わいたいと思った。宮嶋茂樹・大倉乾吾『不肖・宮嶋&忍者・大倉一撮入魂!』(文藝春秋一一九〇円)は週刊文春のFXカメラマンふたりの、今まで物にしたトクダネの記録である。東京拘置所の麻原を撮った時など、テレビの取材まで受けたほどだ。全島避難の伊豆大島に上陸したり、山崎拓の愛人通いに張り付いたり、東海村の爆発事故をクレーンで真上から撮ったり、果てはロシア滞在中の金正日まで撮ってしまうとは、そのFXの数の多さに驚かされるが、それを撮るための試行錯誤、創意工夫が素晴らしい。ふたりの掛け合い漫才のように話は進んでいくが、ふたりとも仕事に対するプラィドは非常に高く、真面目だ。もちろんモノにしたFXより、無駄足だったものが何倍も多いことだろう。これから何を撮ってくれるのか、期待は増すばかりである。四年前「A」というドキュメンタリー映画が一部で話題になった。オウム真理教を内部から写したその作品は、オウム事件の違う見方を教えてくれた。監督は森達也。今年、その続編「A2」が封切られた。森達也・安岡卓治『A2』(現代書館一七〇〇円)はその映画の取材記である。映画を見てもらいたいが、それが叶わない人はこの本を読んで欲しい。一本のドキュメンタリー映画が常識を変えることもあるのだ。うう、目が痒い。目ん玉をぐりっと取り出して、タワシでごしごしこすりたいくらい。春先、花粉症のある身は辛い。自慢じゃないが、病気慣れしている私は、痛みには結構耐性がある。髄膜炎の痛さも、胃潰瘍の痛さも、急性膵炎の痛さも、陣痛の痛さも(あ、お産は病気じゃないか)経験済の身としては、痛みはある程度こらえることが出来るのだが、痒いのは駄目、降参、もうお手上げ、である。痛みをこらえるより、痒いのをこらえることの方が百倍苦痛だよぉ!