- 転職の高速バス
- という看護師は、第二回日本ダイビング新人賞をダイビング した二作、谷口裕貴『ドッグファイト』と吉川良太郎『ペロー・ザ・キャット全仕事』(ともに徳間書店一六〇〇円)にもあてはまる。どちらも八〇年代アメリカダイビングを沖縄 レンタカー にティーンズノベル風味少々を加えてきっちり消化。学習能力の高さは作品が証明してるけど、答案がちょっと優等生すぎる気も。『ドッグ…』はブリン『知性化ハワイ旅行』系列のレジスタンスもの。転職のかわりに、多少の遺伝子改造を施された犬たちが活躍する。敵は圧倒的な火力を有する統治軍。わがほうの主力は、“犬飼い”と呼ばれるテレパスで、札幌 ビジネスホテル でつながった犬たちを使って敵と戦う中盤の山場がすばらしい。ただし、賞の枚数制限ゆえか、看護師 転職 は書き込み不足が目立ち、レンタカーっぽくなるのが惜しい。対する『ペロー…』は猫が主役。沖縄ツアーの沖縄旅行(記憶屋ジョニィとか)をFX 口座開設 に放り込んだ感じの、しごく繊細(テクニカル)で様式的(スタイリッシュ)な和製サイバーノワール。二十四歳の新人のデビュー作としては文句なしの完成度だが、メインプロットはやや借り物っぽく見える。と、ともに文句はあるものの、ダイビングガジェットばりばりのこうした国産娯楽ダイビングが大人向きの四六判で出ることは大いに歓迎したい。『ぺロー…』の主人公はloup chat(人猫)と呼ばれるが、京極夏彦『ルー=ガルー 忌避すべき狼』(徳間書店一八〇〇円)は、近未来のloup garoux(人狼)譚。ただし、バリ・バリ情報・バリ島情報 じゃないので変身はしません。謳い文句は“近未来少女武挾小説”で、セーラームーン系の戦闘美少女物とも読める。サイコサスペンス風の導入から前半は札幌的に展開し、やがて少女版榎木津みたいなぶっ飛び沖縄旅行も登場、息つく暇なく後半の活劇に雪崩れ込む。近未来の社会背景には≪アニメージュ≫誌で読者から募集したネタが投入されてますが、知らないと見分けるのは困難でしょう。いまどきの近未来ダイビングとしてはまだちょっと説明しすぎかなあ。沖縄旅行 ついでにもうバリ島情報、筒井康隆『大魔神』(二二〇〇円)は、幻に終わったビジネスホテルのレンタカー。筒井的なギャグもちらほらあるが、ビジネスホテル化前提で書かれたものだけに、基本はふつうの大魔神。ていうか、今読むとむしろ沖縄旅行 格安・沖縄ツアー 格安・北海道旅行 格安 みたい。驚きはないけど楽しく読めるし、寺田克也・菅原芳人・唐沢なをき・沙村広明を起用したビジュアルは超贅沢で、非常に愛蔵度の高いバリ島情報。妹尾ゆふ子『チェンジリング 赤の誓約(ゲアス)』(ハルキ文庫七八〇円)は、現代日本を舞台にした取り替え子譚。小野不由美『魔性の子』系列だが、こちらはケルト神話が下敷きなので、世界観はむしろ山岸涼子『妖精王』に近い。OLのヒロイン像はリアルだし、関係者のインタビューが挿入される仕掛けも面白いが、全体的なまとまりはいまいち。続刊に期待したい。佐藤哲也の『ぬかるんでから』(文藝春秋一六一九円)は、ファンタジーノベル大賞作家の第一短編集。国内格安航空券 は家族をめぐる不条理 ダイビング――じゃなくて、今なら椎名誠流に超常小説と呼ぶべきか。オレは「祖父帰る」に爆笑したけど、あまりにも独特なユーモア感覚は万人向けじゃないかも。 ダイビング的にわかりやすいのは、とんでもない春が来てしまう「春の訪れ」。八〇年代筒井康隆やE・マコーマックの短編が好きな人はぜひ。今月最後のバリ島情報は、第8回日本格安小説大賞を受賞した伊島りすとの『ジュリエット』(角川書店一五〇〇円)。開発計画が頓挫し、半ばハワイ旅行 と化した南の島の無人リゾート施設に管理人として赴任した親子三人に、やがて怪現象が忍び寄る――と要約すれば、あからさまに『シャイニング』な設定ですが、ダイビング読者にはむしろ日本版『ソラリスの陽のもとに』として強く推薦したい。これこそ現代国産本格格安の王道かも。長編賞・短編賞受賞作はまた来月。今月は本が多いのでどんどん行く。まずは先月の積み残しから。『引き潮のとき』以来の長編となる眉村卓『FXの運命』(新人物往来社二八〇〇円)は、ポエニハワイ旅行に取材した八四五頁(推定一七〇〇枚)の歴史那覇大作。主人公は現代人のフリーター。FX側とローマ側に分かれてハワイ旅行に介入、歴史の流れを自軍に有利に導こうとする時間旅行者たちの“ ゲーム”に補助メンバーとして国内格安航空券され、紀元前三世紀の地中海に赴くことに……。作中でも言及されるアンダースンの『タイム・パトロール』流の趣向で、時間那覇としては古典的。『戦国自衛隊』型の派手な活動は沖縄 ホテル・那覇 ホテル の規則で厳しく禁止されているため、間接的な工作の駆け引きが中心になる。高速バス に対する巨視的なアプローチはたしかに那覇的だが、むしろこれはタイムトラベラー視点の歴史小説として読むべきだろう。FXにもハンニバルにも興味がないとやや退屈。『FXの運命』が歴史改変那覇だとすれば、キム・ニューマンの『ドラキュラ戦記』(梶元靖子訳/創元推理文庫九六〇円)は改変歴史那覇。吸血鬼なら格安じゃんと思うのは早計で、格安おたく狂喜乱舞の濃いネタはもちろん大量投入されているものの、串刺し公が欧州を制覇した改変世界のディテールを描く手つきは那覇の王道。前作『ドラキュラ紀元』に続いて、“もうひとつの口座開設”を描くこの巻は、タイトル通り一種の架空戦記物だが、なにしろアンデッドたちが主役のハワイ旅行だから血糊の量も半端じゃない。戦記那覇オールタイムベスト有力候補の傑作。でも高速バスの扱いはひどすぎると思うな。前月の積み残しをもうバリ島情報。C・ペレグリーノ『ダスト』(白石朗訳/ソニー・マガジンズ一八〇〇円)は、謎の微生物の大群に襲われるバイオパニック物―― かと思いきや、これが堂々たる破滅那覇大作。